端無く本を手に取り、デスクへ向かう。
ランプの明かりを灯すとふわりと広がる幻想的な影。
おもむろにページを捲り、
紙と紙が擦れる音だけが聴こえる。
そんな世界に浸る時間。
アンティークに囲まれた静かなひとときはいかがでしょうか。

推定1930年代英国のデスクをメインに、
異なる国のアイテムでコーディネートしてみました。

UK, POL, BEL, CHE.
それぞれ異国のアンティークが日本へやってきて、同じ空間に在る。
なんだか浪漫を感じます。
英国製のこちらのデスク。
直線的なラインで縁取られ、
紳士的な印象を漂わせています。


マホガニーとブラスに加えて、
ビーチ材のベントウッドチェアという異素材が折り重なり、
美しい空間になっています。

マホガニーの褐色の美しさ、
艶めく光沢の美しさ、
なんとも素晴らしい仕上がりとなっています。



収納力にも優れており、
ワークスペースとしても十二分なデスクです。
そんな素敵な空間を照らす
球体のシェードが特徴的なベルギー製のグラステーブルランプ。

ガラスに刻まれたクロコダイルのような模様は
灯りをつけることで周りに幻想的な影を創り出します。


壁にふわりと広がる光の影が、大変美しい。
明るくも優しい光が空間を柔らかく照らします。
そしてこちらもまた、珍しいアイテムがスイスより入荷しました。

薬品を収納するために作られたアポセカリーボックス。
小さな箱の中にオリジナルの瓶が詰まっています。

デザイン、サイズの異なる瓶
どのように使われていたのでしょう。
そんな想像をするだけでワクワクしますね。
アンティーク好きにはたまらない逸品です。

- 英国紳士の休日 -