Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 青山 2025.11.18

巨匠 Paul Kjaerholm

 

巨匠 ポール・ケアホルム。

20世紀デンマークを代表する家具デザイナーであり、

しばしば、「家具の建築家」とも呼ばれます。

Paul Kjaerholm レザーラウンジチェア (QL008911)

 

今回ご紹介するのは、ケアホルムのデザインした中でも評価の高い

PK22 レザーラウンジチェア。

このチェアは1956年に誕生し、翌年には国際的な賞も受賞するなど、

一躍モダンデザインのアイコニック的存在に。

 

 

 

このチェアの特徴は、やはり、美しい構造のスチールの脚です。

当時のデンマークデザインでは木材が主流でしたが、

ケアホルムはスチールを

「他の天然素材と同じ芸術的敬意に値する素材」と捉え、

スチールを核とし、籐、レザー、大理石、ガラスといった

天然素材や古典的な素材を組み合わせて、独特のエレガンスを表現しました。

 

ミニマムなスチール脚と経年変化が感じられるレザーシート。

工業的かつ自然的。 

まさに、コントラストから織りなされるアートピース。

ぜひ店頭でご覧ください。

 

《ロイズ・アンティークス 青山》
東京都渋谷区神宮前3-1-30
Tel 03-5413-3666
Mail aoyama@lloyds-antiques.com

 

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