先週の日曜日は「WAREHOUSE TOUR」が開催されました。
前々日にその準備を行っていた際に、印象的なラインを持つ商品が
眼に留まりましたので、今回はその商品のご案内です。
どちらの商品も、特に横からみた際にその特徴が
よく表れています。
それではご覧くださいませ。
Item ID:QH008101A KAI KRISTIANSEN ダイニングチェア Model,42
北欧の家具デザイナーの名前、と思い浮かべると真っ先に挙がって来る一人である
KAI KRISTIANSENが1956年に発表したの名作、No,42チェアです。
木部の素材はいくつかの種類が当時は作られていた様ですが
今回はチーク材のチェアが入荷しました。
少し広めの座面と座る人に沿って少し動く背部分が
非常に座り心地の良いチェアですが
こちらの一番の特徴は
「Zチェア」とも称されるアーム部分先端から斜めに落ちていく後脚のラインです。
その角度も念密な計算に基づいたものなのでしょう。
前後の脚を繋ぐ木部も、後ろに進むにつれて少しづつ太くなって
いる事、前脚に比べ、後脚が少しだけ内側に入っているのも
同様のものと思われます。
もう一つは英国アンティーク商品です。
Item ID:IY009100 ペーパーラックwithパイプケース
取っ手の付いた上部は閉じている前後を倒すと
マガジンラックとしてのスペースが発生します。
そして両サイドのつまみは引き出すとパイプラックと
収納スペースが現れます。
この商品も、側面のラインが印象的に写ります。
アルファベットの「A」の様なラインを持つ側面は
マガジンラック部分の使用しやすい高さと、開いた時の重心、そして
閉じて未使用時に収納する際のサイズを
考えた先に生まれた角度なのだと思います。
今回は、考え抜かれた先に生まれたであろう
印象的なラインを持つ商品のご紹介でしたが、他の商品にも
同じ様に印象的な箇所があるのも
アンティーク、ヴィンテージの魅力の一つなのではないかと思います。
神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-15-32
Tel 045-633-1965
営業時間 11:00~17:00
(毎週土曜、日曜のみの営業となります。)
Mail warehouse@lloyds-antiques.com