ヨーロッパの華やかな「サロン文化」と共に誕生し、
長きにわたり人々の社交の場を彩ってきた優雅な長椅子、「セティ」。
「セティ」とは、背もたれと肘掛けが付いた
木製の枠組みからなる、比較的小ぶりな長椅子のことで、
現代におけるソファの原型とも言われています。
ソファほどのクッション性はありませんが、
ベンチに比べて装飾性が高く、エレガントな佇まいが魅力です。
こちらのアイテムは深紅のファブリックと
優美な曲線を描くマホガニーのフレームが美しい逸品。
【エドウォーディアンセティ Item ID:QG001062】
背もたれ中央上部にあしらわれた彫刻装飾は、
西洋の古典的なモチーフでもあるアカンサスの葉を象ったもの。
深く立体的な彫りは、職人の高い技術と
家具に対するこだわりを感じさせます。

また、優雅な曲線を描く背もたれやアームのシルエット、
カブリオールレッグ(猫脚)のデザインも相まって、
全体的に優美で洗練された印象を与えています。



現代のソファに比べ奥行きが浅く、お部屋に圧迫感を与えにくいため、
日本の住環境にも取り入れやすいアンティーク家具として人気があります。
元々、セティが広く普及した背景には、
17世紀のフランスからヨーロッパ全土へと広まったサロン文化があります。
当時のサロンは、王侯貴族や知識人が集い、
権威や儀礼から離れて文学、芸術、
政治などを自由に語り合う、洗練された社交の場でした。
この自由な社交空間には、よりリラックスでき、
かつ美しさを兼ね備えた家具が求められたと言われています。
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