Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 神戸 2015.11.06

テーマ2:ウェグナーを知ろう

前回】はERCOLの歴史をご紹介しましたが、 今回はハンス・J・ウェグナーについてお話します。 1914年ドイツに生まれたウェグナーは、父親が靴職人だったことで 小さい頃からものづくりに慣れ親しんでいたようです。 そしてわずか17歳にして家具職人の資格を取得します。 彼は中国の椅子やウィンザーチェアから影響を受けた、 チャイニーズチェアやピーコックチェアなどを制作。 伝統的なデザインをリデザインし、ウェグナーオリジナルのスタイルを生み出したのです。 1990年頃から彼のシンプルでオーガニックなデザインは再評価され、 現在もYチェアやザ・チェアなどが店頭に並んでいるのをよく見かけます。 神戸にあるウェグナーの商品はこちらの【3シーターソファ】 GETAMA社に作ったGE-290というシリーズです。 kobe_20151106-1 1899年にマットレスの製造工場として創業したGETAMA社は、ソファやテーブルの製造をはじめ 1950年頃からはウェグナーと商品開発をともにします。 GE-290は現在も製造され続けるロングセラー商品で、非常に人気の高いソファです。 kobe_20151106-2 kobe_20151106-3 kobe_20151106-4 マットレスから始めたGETAMA社によるソファだけあって、 耐久性や座り心地は考えられて作られております。 背もたれ、座面合わせて6つのウレタンフォームのクッションが体全体を包み込みます。 kobe_20151106-7 kobe_20151106-8 程よい反発力があるため、長時間座っていても疲れにくく、 無垢のオーク材のフレームがしっかりと体を支えてくれます。 kobe_20151106-6 kobe_20151106-5 背もたれと座面のこの角度が、どんな体勢でもくつろいで頂ける理由です。 kobe_20151106-10 kobe_20151106-11 kobe_20151106-9 サイズは横幅181cm 奥行き80cm 高さ72cm。 大きく見えて畳一枚分ほどのサイズです。 ぜひリビングの主役にしてみてください。 kobe_20151106-12
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