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- ディスプレイキャビネット
- NN011092
- W1220 D380 H1780
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本体価格 ¥480,000
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- ディスプレイキャビネット
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本体価格 ¥280,000
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(税込 ¥486,000)
Journal
ロイズ・アンティークス 青山 2015.10.27
オリジナルガラスを透かして
ガラス。
透明で均一な壁でありながら、向こう側を透かして立ちはだかる不思議な素材。
現代の私たちにとっては、そんな印象のガラス素材。
でも、アンティーク家具として存在する古い家具のガラスは一味違った味わいを持っています。
私たちが見慣れている、均一で不純物のないガラスは現代では当然の仕上がりです。
しかし、当時の家具に使われる平坦なガラスは吹いて作ったガラスを延べてアイロンがけすることで作られていました。
よって、ガラスの厚みは部分部分によって異なり、気泡や不純物が混じっていることがあるのです。
家具の持つ個性の一つとしてガラスの個性も家具の魅力に大きく関わってきます。
ご覧下さい。壁に映ったガラスのニュアンスを。
この家具ならではの美しいガラスの紋様がうつし出されています。
こういった鏡板の装飾も、ガラスとの相性が合ってこその美しさ。
集めた宝物は、抜かりの無い家具に飾ってこそ喜びが増すものです。
また、ガラスの効果は外側だけではなく内側にまで及びます。
異国の宮殿、広い廊下に迷い込んでしまったかのように陰と陽が広がっています。
絨毯敷きの様な、起毛の淡いシャンパンブルーが上品な装いの家具。
家具の上部と下部でコーキングのデザインが異なるので、良く見せたい物は2段目に飾ると宜しいかもしれません。
こちらもガラスの個性が光ります。
壁にうつった幾何学紋様、この家具ならではの美しい眺め。
こういった、他とは違う部分を見出すのもアンティークの醍醐味と言えます。
そして、気品に溢れた均整を保つこちらの家具。
デザイン性に富んだコーキングの曲線は圧巻です。
多角的に作られた家具のシルエットも非常に珍しく、薄い作りながら重厚な印象を持ちます。
そして、この空間。
洋館の広間に通されたかと見紛うかの如く、夢のような空間が広がっています。
家具自体の色味と対照的に、淡い色調で統一された内部のストライプ生地は中身を見やすくされたい方には非常にお勧めの仕様です。
オリジナルのガラスは程よい位にゆらゆらとゆらめいています。
シャンデリアや夜の淡い照明、街のネオン。
そういった繊細な光に照らされた時に、アンティークのガラスは本領を発揮するような気がします。
なんとも形容のし難い、繊細な儚いきらめきを表すのです。
ガラスのアンティーク家具をお探しの方、是非夜の青山へお越し下さい。
そこには、夜の装いの家具達が皆様との出会いを心待ちにしております。
《ロイズ・アンティークス青山》
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-1-30
03-5413-3666
営業時間 11:00~19:00
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