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ロイズ・アンティークス 玉川 2015.09.07
旅に出よう!
ロイズ・アンティークスの取り扱う家具は今よりずっと昔に作られたものです。
その時代、時代の持ち主によってずっと大切に使われてきたからこそ残るもの。
ロイズ・アンティークス玉川にある家具はどんな時代に作られたものなのでしょうか。
今日はアンティークの家具と共に歴史の旅にでましょう!
まずご紹介するのはこちらの1820年代(推定)のチェストです。
艶やかで使い込まれた味わいの感じられるマホガニー材と真鍮の取っ手が上品な一台。
1820年代はどんな時代だったのでしょうか。
あの有名なイギリスのヴィクトリア女王は1819年生まれ。上の絵は5歳のヴィクトリア女王とその母です。
ベートーヴェンが交響曲第9番を完成させたのもこの時代です。
歴史の威厳を感じるこちらのチェスト。現代のものと合わせてお使い頂くのもおもしろいかもしれません。
さらに100年後。
次にご紹介するのはどちらも1930年代(推定)のチェストです。
渋い色味が美しいマホガニー材のすっきりしたチェストです。
猫脚と呼ばれるガブリオールレッグも伝統的に用いられてきたデザインです。
上のものとは少し雰囲気の違うかなりモダンなデザインの一台です。
同じ時代に色々なデザインのものが作られていたんですね。
奥行きも有り、たっぷり収納力もあるチェストです。
1930年代前後は世界恐慌も起こり、イギリスの一般市民の生活は決して良くはありませんでした。
しかし失業者が職を求めて集まっている一方では、女性たちが自分の人生を切り開く為に積極的にドイツの教養を学ぶ学校に留学をするというようなこともありました。日本は昭和初期。西洋に追いつこうと頑張っていた時代ですね!
もしアンティーク家具をお持ちでしたらその時代に思いを馳せて見てください。
きっとより特別なものに感じられると思います。
お探し中の方は是非ロイズ・アンティークス玉川店へ!
素敵な家具をご紹介致します。
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