Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2015.08.24

家具にも秋を意識して

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(2015AW IISER LOEN Collection.)

今年の秋は、何を着てお出掛けしましょうか。 街中ではAWの洋服などディスプレイされ始め、気持ちはもう秋ですね。 でも、お出掛けの際のおしゃれだけで秋を楽しむのでは、なんだか寂しいですね。 もちろん家の中でも、秋の季節を楽しんでみませんか。 今回は、落ち着きあるクラシック家具を中心にコーディネート致しました。 aoyama_20150824-01 ロイズ・アンティークスでは、定番商品のテーブルとして有名な「ドローリフテーブル」がございます。 実はその中に、珍しいかたちをした商品も数点入荷してきます。 今回は、そんな珍しいかたちをした「ドローリーフテーブル」をご紹介致します。 木材にマホガニー材を使用させた、4本脚タイプのテーブル。 テーブルの中ではオーク材使用アイテムが多い中、高級材として認知されていたマホガニー材で作製された、程度の良いテーブルです。 さらにこちらは、全体のデザインにも注目すべき点がみられます。 aoyama_20150824-02 まずは、天板面のデザインに注目です。 右側には、膨らみを持たせたつくりと、一手間かけた職人技が見受けられます。 なぜ、一手間とお伝えしたかと申しますと、次の写真をご覧いただきたいと思います。 aoyama_20150824-03 こちらは、伸張した際の写真です。 「ドローリーフテーブル」は、その名の通り「ドロー(引く)リーフ(羽)」羽と言われる伸張部分が天板面に隠されております。 写真のように伸張すると、伸ばしきった側と元の天板面と同じような形を作り出さねばなりません。 aoyama_20150824-04 デザインを求めるとそれなりに職人技が試されるところ、それをも受け入れる英国職人。 いつの時代も美しい素敵な作品を作り出す職人魂を、感じることができますね。 さらに、脚のデザインにも注目です。 aoyama_20150824-05 すらりと長い脚は、柔らかな曲線を描いたシンプルかつデザイン性溢れる部分と仕上がっております。 天板の柔らかな曲線と、脚のデザインを合わせて作り上げたテーブルなんですよ。 その雰囲気に、完全に見とれてしまいます。 aoyama_20150824-06 では、その優雅なクラシック家具に、少し変化球をつけたコーディネートに注目です。 テーブルは1930年代とクラシックの形をしておりますが、照明はクラシックとは違う、こちらのランプと合わせてみました。 1960年代推定とされるベルギーのモダンな照明。 乳白色ガラスがいくつも連なった「シーリングランプ」をアクセントに組み合わせてみました。 aoyama_20150824-07 木材とシルバーとの異素材でも問題なく組み合わせられるところが、アンティークのいいところ。 aoyama_20150824-08 リズムよく階段を昇るみたいなボールたちが絶妙な雰囲気を醸し出し、奥に置いたクラシック家具にもマッチングしています。 aoyama_20150824-09 こちらの「カップボード」はウォルナット材の特徴である美しい木目が、シンプルな家具に品のある雰囲気を作り上げています。 奥行きは320mmと厚くない為、圧迫感のない仕上がりに、長時間眺めていても飽きのこない扉が良い点です。 aoyama_20150824-11 もちろん収納力にも長けているので、ダイニングシーンに欠かせないお酒も美しく収納できそうですね。 今年は、ホットワインで秋の涼しさを感じるのはいかがでしょうか。 aoyama_20150824-12 いつもと違う季節の楽しみ方を、インテリアからはじめましょう。 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00

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