Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2015.05.20

寛ぎの空間ーTクリニック様ー

先日、たくさんの家具をお納めさせて頂いたお客様のクリニックの内覧会にお邪魔させて頂きました。 内装をがらりと変えて、この度リニューアルオープンされるそう。 ロイズの家具が、どの様な空間にどう納まったのか。 伺う前から、大きな期待と少々の緊張です。 場所は、都会と自然が共存する素晴らしいエリア。 そして、交差点の角にクリニックの建物。 大きな通りを人や車が行き交う、都会の呼吸が感じられる場所です。 清潔感ある建物のエレベーターを上がって扉が開くと、もうそこはクリニックの中。 クラシカルな真紅のラグと、見覚えのある趣き深いパブベンチ。 10 もともとはパブで使用されていたベンチ。場所が変わると、こうも顔色を変えるものです。 曲げて作られたブナの座面は、パンチングされた文様が大変印象的。 こだわりの大理石の壁面に、深い茶が映えます。 9 そして、お客様をお出迎えするのはこちらのワインテーブル。 もともとは名前の通り、お酒を嗜む為の家具です。 ワインテーブルで記帳を済ませると、お客様が我々を迎えて下さいました。 クリニック内は馴染みの常連の皆様で大変賑わっています。 なるほど、多くのお客様がこの日を待ちわびてらっしゃったのが伺えます。 クリニックの4つのお部屋は、4部屋4様の家具が納まっています。 1 一番大きなお部屋には、大きなオーバルのミラーが非常に状態のいいサイドボードを。 大きいお部屋に相応しい、圧巻の存在感です。 12 傍らには、爽やかなブルーのシェードのグラスフロアランプを。 グラスの螺旋状の装飾が女性らしい柔らかい雰囲気を携えています。 11 スタッフの皆様が「王様チェア」と呼ぶ白いファブリックのチェア。 確かに、たっぷりとしたすわり心地がかけた者の心を王様にしてしまう、そんなチェアです。 2 一番奥の通りに面したお部屋は、凝ったデザインが光るドレッサー。 全身が写るので、全身鏡としてお使いになるそうです。 明かりは、素材を銅で統一し調和を取っています。 3 寝心地の良いベッドの横に、綺麗なピンクのファブリックが張られたチェアとコーヒーテーブルが。 こちらのチェアは、女性スタッフの皆様の心を鷲づかみにしてしまったよう。 4 ひときわクラシックなこちらの家具は、シフォネアというものです。 シフォネアとは婦人用のサイドボードの事を言いますが、まさに女性の為の空間に相応しいエレガントな風格。 5 一番小さいお部屋なので、チェアも小さなものを。 可憐な貝のようなシルエットです。色はまさに桜貝の色。 13 こちらの三面鏡は、ロイズの家具の中でもなかなか美しい逸品でした。 ブラインドから差し込む日光に照らされ、その美しさも益々拍車がかかった様です。 入り口脇にある、壁面には素敵にディスプレイされた洋書やフレグランス。 8 よくよく目を凝らして見て下さい。 こちらの棚、どこか気になるところはこざいませんか? 実はこちら、お手洗いなのです。 7 隠し部屋のような、仕掛けの奥にはこんなくつろぎの空間が。 6 なんとも、いらっしゃるお客様の驚きと癒しに重きを置いたこだわりの空間。 そのような空間にロイズの家具が一役担っているのを拝見し、我々も非常に喜ばしい気持ちです。 新天地で新たな歴史を紡ぎ始めた家具たち。 きっと、いらっしゃるお客様の歴史を見守り続ける事でしょう。 Tクリニック様、この度は素敵な空間にお招き頂き誠にありがとうございました。
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