Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス ウェアハウス 2024.04.24

一つ完成、そして週末は。

現在のウエアハウスは北欧、イタリアからのヴィンテージアイテムが
大充実の状況です。

  

 

北欧、イタリアからの商品は、家具だけではなく
照明アイテムも数多く入荷します。
本日は照明アイテムのご案内となります。


箱には「FRAGILE」のテープ、中身は割れ物なのでしょう。
開けてみます。

 

中には直径30cm程のガラスの玉と吊りパーツがありました。
イタリアから到着したシーリングランプですね。
早速作業開始です。

 

まず最初にガラスのチェックです。
汚れ、欠けなどが無いかの確認、破損はなさそうなので
ここで汚れを落とします。

終了後、一度ガラスは箱に戻して保管、次は吊りパーツの作業に進みます。


一度、全てを解体してパーツの状態を確認します。
コードは劣化が進んでいたので交換。
ガラスを吊っていたワイヤーは短いものだったので新しく長いものに交換。

 

他のパーツは破損はありませんが、汚れが目立つので
汚れ落とし、磨きを行います。
ガラスを吊るすプレートに少し歪みが生じているのが気になります。

ガラスは3本のボルトに引っ掛けて吊るされる仕様ですが
直接ガラスがボルトに当たるのを防ぐ為に
今回はボルトの先端をビニールのカバーを付けます。


パーツの汚れ落とし、磨きを行い、コードとワイヤーを交換。
各パーツの取り付けが終了です。
ワイヤーとコードは入荷時より長く取りましたので
設置時に大きく高さの調整が行えるようになりました。


ガラスを取り付けました。
取り付けの強度自体には問題はなかったのですが
ガラスを吊るすプレートに少し歪みがある影響で
プレートが水平にならない状態でした。

ワイヤーの根元部分がもともと左右にスライド出来る仕様でしたので
位置をずらして調整を行い、ほぼ水平の状態になりました。
プレートには空気を逃がす穴が空いています。
電球の熱はそこから上に逃げてくれるので問題はなさそうですが
しばらくそのまま点灯を続けて、ガラスの中に熱が籠もらないかも確認です。

サイズ、重量計測、漏電チェックも同時に行い
熱のチェックも問題なかったので
この商品の作業はこれで終了、完成です。

こちらの商品は
Item ID:QB007270 イタリアングラスシーリングランプ。

そして北欧からは
フロアランプ、テーブルランプが多数入荷しています。
こちらも同様に作業を行い、作成されたシェードが
今週末に到着します。

   

 

4/27、4/28の土曜、日曜には
それぞれこの様な仕上がりになった状態で
ウエアハウスにて御覧いただける予定です。

 

ゴールデンウィークもロイズ・アンティークスを
お楽しみ下さい。


ウエアハウスでは、修復前の商品もご覧いただけます。
もちろん、ご購入も可能です。
(お渡しは修復後になります) 
ロイズ・アンティークス ウェアハウス
神奈川県横浜市鶴見区駒岡2-15-32
Tel 045-633-1965
営業時間 11:00~17:00
(毎週土曜、日曜のみの営業となります。)
Mail warehouse@lloyds-antiques.com

 

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