Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 日本橋三越 2024.04.17

ここでちょっと一息

家事の合間に、仕事の合間に。
 
 みなさまの一息つく時間に
アンティーク小話を新入荷アイテムと共にご紹介致します。
 
アンティーク家具は使われている木材によって、
醸し出される雰囲気がずいぶんと変わってくるものなのです。
 
マホガニー材や、オーク材、ローズウッド材やウォルナット材。
現在でも人気な木材はありますが、
アンティークの木材は現在使われている木材とは
原産地が異なり今やもう手に入らないものが多いのです。
 
本日は世界三大銘木の1つである、ウォルナット材をに注目してみましょう。
 
 
木目や節目が独特で、濃淡が大変美しい模様を生み出します。
こちらの天板は美しい木目ですが、
当時の職人の高い技術によって
更に美しいものへと生まれ変わっているのです。
どこに手を加えたのかお気づきでしょうか。
 
「ブックマッチ」と呼ばれる手法で、
木目を対称に貼り合わせて万華鏡のような模様にしています。
 
貼り合わせた継ぎ目が全くわからないこちらのテーブルは、
より腕のある職人によって作り上げられたのではないでしょうか。
 
続いて、脚元に注目してみましょう。
テーブルもチェアも軽やかな猫脚デザインが施され、
優雅なダイニングシーンを作り上げます。
 
猫脚には「アカンサス」と呼ばれる
植物をモチーフにした彫刻が施されています。
 
 
イギリスのデザイナーウィリアム・モリスも、
アカンサスをモチーフにしたテキスタイルを制作していたり
様々なところでアカンサスは使用されてきました。
  
 
アンティーク家具をご覧頂いた際には、
「ブックマッチ」や「アカンサス」などに
注目してみてはいかがでしょうか。
 
【本日ご紹介の家具はこちら】
 
   
 
   
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