Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 青山 2016.05.31

涼しげ、フレンチシック

英国アンティークの家具は良質な木をふんだんに使っている分、 ある意味重厚な空間演出に向いています。 同じ木の古い家具でも、涼しげに、軽やかに、爽やかな空間を作り出せるのが、 フレンチアンティークの醍醐味。 FullSizeRender (10) 外の光の中で、とてもさらりとした印象。 重厚な感じはしません。 FullSizeRender おそらく、それは線の印象。 フレンチアンティークらしい、随所にみられる線の細い構造がそうさせるのではないでしょうか。 FullSizeRender (2) アームもこんなに華奢で、それでいてさり気ない装飾が際立ちます。 FullSizeRender (1) 背もたれに象徴された彫は、芸術的です。 ハープでしょうか。爪弾く音色を聴いてみたいものです。 きちんと面がとられた柔らかな手触りの彫刻です。 FullSizeRender (3) 座も編まれた爽やかな設えです。 冬は、毛足の長いファーを座面に敷いてもとても似合う気がします。 FullSizeRender (4) 重厚な印象にならない、もう一つの理由。 それは、艶があまり無いマットな質感ではないでしょうか。 英国アンティークは艶々した、光沢が魅力のひとつ。 それに対して、フレンチアンティークは光沢を抑えた落ち着いた質感が特徴的です。 フレンチの家具の魅力を最大に引き立てるのは、この質感だと思います。 FullSizeRender (8) 可愛らしい装飾も、マットな質感だからこそ少女らしくならず、大人の女性性を感じます。 FullSizeRender (5) 草花のモチーフは花びら1枚1枚の動きがあって、躍動的。 点描の様に、細かな点の集合体で陰影を表しているのが分かります。 FullSizeRender (7) あえて対照でない、芸術性の高い彫刻。 FullSizeRender (6) 周囲に彫られたリネンフリルの様なモチーフも、風にたなびく様に動きがあってつい魅入ってしまう様です。 見つめて、使い込む事でどんどん自分色になるアンティーク家具達。 パリのアパルトマンの様な、選び抜かれた家具と洗練されたインテリアで、貴方だけの特別な空間を作り出してみてはいかがでしょうか。 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00

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