合わせるチェア(TP003018)はこちらがお勧め。 ヴィクトリアン時代中期にあたる、1860年代(推定)の一脚。 先程とは対照的に、非常に装飾的で同時代の代名詞とも言える、「豪華絢爛」がふんだんにつまった逸品です。 背もたれが風船のシルエットを描くバルーンバック、そしてフレンチ様式と思われる上品な猫脚が大きな特徴と言えるでしょう。 またバルーンバックを有するチェアの多くは、背もたれ中央が大きな空洞になっていますが、こちらはその点でいえば大変珍しいデザイン。 しっかりと背中を預けることができる上、座面と同じ生地をあしらうことで一際目を惹く仕上がりとなっています。 そして最後はこちらのディスプレイキャビネット(TP003031) 先にご紹介したデスク同様、黒のペイントが施されていますが、こちらは所謂「シノワズリ」とは言い難いもの。 曲線美や時代を隆盛を表すかのような華美な装飾は抑えられ、全体的に直線で構成されたデザインが特徴です。 驚嘆せざるを得ないのは、オリエンタルとも、豪華絢爛とも異なるポジションをとりつつも、しかし英国クラシックという道から決してそれることはない、ということ。 アンティークが美術品に近いと言われる理由が、分かった気がします。 また背面のミラー、棚板と両側に使用されたガラスが、ブラックのフレームとは対照的に光溢れる空間を内部につくりだしている点が特筆すべき魅力でしょう。 3点共ほぼ同時期につくられながら、ここまで違うスタイルを表現できたのはやはり”ヴィクトリアン時代”であったからでしょう。 英国アンティークを語る上では無くてはならない存在。 ヴィクトリアン時代の家具とは、まさにマスターピースなのです。 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00
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- ヴィクトリアンデスク
- TP003002
- W990 D510 H755
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本体価格 ¥225,000
(税込 ¥243,000)
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- ドレッシングチェア
- TP000082
- W460 D520 H930/460
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本体価格 ¥150,000
(税込 ¥162,000)
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- ディスプレイキャビネット
- TP000082
- W460 D220 H1035
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本体価格 ¥280,000
(税込 ¥302,400)