Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 神戸2019.03.23

経年変化を楽しむキャビネット

イギリスジョージ1世から4世までの時代、ジョージアン時代。
この時代はイギリス家具の黄金期とも言われています。

産業革命期であり新しい街づくりの基盤ができた時代、
様々な技術やテクノロジーが開発されました。
シェラトンやチッペンデールなどのデザイナー誕生とともに
家具の生産過程はデザイン・生産ラインの分野で分けられるようになり、
家具職人が一貫して作っていた時代から、大量生産が可能になった時代。
それに伴い、デザイン性の高い家具も広まっていきました。

当時のロココ調の華美な装飾ではなく、シンメトリーで直線的な装飾が施されるなど、
古典的なデザインが復刻された、いわゆるネオクラシックの時代。
今回はそのような時代背景が表れたキャビネットをご紹介いたします。

ジョージアンキャビネット【NX000021

kobe_20190323-2
kobe_20190323-3
中に入れるものがしっかりと目線に入るように考えられたフォルム。
高さは170cmありますが、脚元が空いていることで圧迫感も感じさせません。

kobe_20190323-5
推定1800年に作られたこちらのキャビネット。
200年以上の時を経たマホガニー材は美しく経年変化し、現代に至ります。
丁寧に修復を施され、新たに生まれた貫禄のある艶や質感。

kobe_20190323-4
ガラスは現代のように歪みの全くない完璧なものではありませんが、
当時のオリジナルのガラスは、アンティークならではの揺らぎが見え、繊細です。
あらゆる道具を簡単に使える現代において、物を丁寧に扱うということを思い出させてくれるようです。

kobe_20190323-10
kobe_20190323-6
棚板は可動式ではありませんが、お好きな小物をディスプレイすれば味わい深く引き立ててくれます。

kobe_20190323-9
輸入木材の関税が廃止され、マホガニー家具が大流行した、ジョージアン時代。
時代背景の感じられる味わい深いキャビネットをご自宅の飾り棚として迎えてはいかがでしょうか。
その他神戸のアイテムは【こちら

kobe_20190323-1