Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 青山 2018.12.04

ライトオークのダイニングセット

いよいよ12月、2018年も最後の月となりました。 ひんやりとした風が肌を撫でる季節に、暖かみのあるオーク材のダイニングセットのご紹介です。 Processed with MOLDIV ロイズのブログでも沢山ご紹介してきたオーク材の魅力。アンティーク好きの皆様は良くご存知かと思います。ウォルナットやマホガニーに比べて一般大衆に親しまれ、イギリス人の生活に寄り添ってきたオーク。その頑丈さが特徴で日本でも様々な家具や建材に使われております。害虫にも強いとされていますが、1920年代にはナラ枯れの被害によりイギリスのオーク材が激減したこともあったようです。それを補うために、北海道のミズナラが大量に輸出さてたと言われており、このころのアンティーク家具には日本のオーク材がたくさん使われているそうです。 本日ご紹介するドローリーフテーブルとチェアは1920~30年代のものと推定されています。もしかしたら日本のオークかもしれないと思いを馳せると、なんだかより暖かい気持ちになりますね。 アンティーク家具といえば色の濃いものをイメージされる方も多くいらっしゃると思います。経年の変化によるものももちろんありますが、その時代によってオーク材の家具の色は変化しています。例えば、王族が亡くなり国全体が喪に服した際には洋服だけでなく家具も暗い色が主流になった時代もあったようです。写真のような明るい色は、良い素材を使っているからこそのライトオーク。がっしりとした重厚感のあるアンティークのイメージではなく、軽やかな雰囲気にまとめることができます。チェアの座面生地の色もダイニングの印象に大きく関わってきますので、より明るい印象にしたい時は座面を工夫するのもオススメです。 aoyama-20181204-2 aoyama-20181204-6 脚元のデザインがすてきなチェア、テーブルの脚との相性もいいですね。 正方形のドローリーフテーブルは四方からチェアで囲うのでなんだかかわいらしい印象にもなります。寒くなる季節はオークの暖かさがより一層感じられます。写真ではお伝え出来ないアンティークだからこそ感じられる質感がございますので、ぜひお近くにお越しの際は店頭でご覧ください。 aoyama-20181204-3 《ロイズ・アンティークス青山》 〒150-0001 東京都渋谷区神宮前3-1-30 03-5413-3666 営業時間 11:00~19:00

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