アンティーク家具には様々な様式が存在します。
ロココ、ゴシックなど、学校の美術の授業で習うような有名なものから、当時の出来事・人物の名前に由来するもの。

〇〇様式と名のつく家具は当然他にはない特徴を持ち、その時代を象徴する家具としてそれ相応の価値が付きます。
本日ご紹介するのは、とある偉大な人物が手がけたとされる様式と家具。

あまり見ることのない、拘りが溢れる一台です。

それがこちらのエドウォーディアンブックケース(TB001089

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1901年、英国ではエドワード7世が王位につきました。御年60。英国史上最高齢での即位となります。
先王ヴィクトリアの在位期間が非常に長かったことが原因で、彼の在位はわずかに10年、1910年に亡くなっています。

在位期間こそ短かったものの、彼の時代には多くの家具が造られました。
その時代に造られたものたちは、その芸術性の高さから、彼の名を取り「エドウォーディアン様式」と呼ばれています。

ヴィクトリア女王の時代、英国家具は豪華絢爛な装飾が流行し、曲線を多用した家具が多く造られましたが、
エドウォーディアン様式はそれとは対照的に、直線的・左右対称・シンプルなデザインが主な特徴として挙げられます。

またこちらのブックケースに関して特筆すべきは、あらゆるパーツに無垢材を使用している、という点でしょう。
これだけ大柄なアイテムで背板や引き出しにまで無垢材を使用しているものは本当に珍しいです。

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また、続いて見て頂きたいのがこちら

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写真では伝わり辛いかもしれませんが、これはローレリーフと呼ばれる手法で施された装飾です。
ローレリーフとは、模様が浮き出る様な彫り方の事で、これも厚い無垢材を使っているがゆえに出来る事。

そして最後がこの下段収納部の八角形の貼り木。
一見すると何の変哲もありませんが、見る角度を変えると…

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うっすらですが濃淡が分かれて見えているのがお分かりでしょうか。
深みに濃淡があるマホガニー材の特徴を上手く活かした職人の遊び心を感じますね。

シンプルなように見えて奥が深い、そんなエドウォーディアン様式の魅力が少しでも伝わったでしょうか。

生憎の空模様が続いておりますが、街が静かな雨の日こそゆったり見ることが出来ます。

スタッフ一同皆様のご来店を心よりお待ちしております。

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《ロイズ・アンティークス青山》
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