Lloyd’s Antiques

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センスバイ ロイズ・アンティークス 新宿伊勢丹 2018.06.10

どの脚がお好みですか?

みなさんは、アンティーク家具の脚に注目したことはありますか? 脚のスタイルにはいくつか種類があり、スタイルやデザインによって、ある程度年代を判断することができます。 今回は、代表的なスタイルをいくつかご紹介いたします。 バーリー・ツイスト 正式にはバーリー・シュガー・ツイストで、大麦(Baerley)の糖分を溶かしてねじったお菓子が名前の由来といわれています。 テーブルやチェアなど、様々なアンティーク家具に使われており、ヨーロッパでは17世紀後半にこのデザインが流行しました。 shinjuku-20180610-2 クイーンアン様式 クイーンアン様式は、18世紀前期、イギリスの女王に在任していたアン女王時代の様式のことをさします。 1702~1714年と、短い期間ではありましたが、イギリスのみならずアメリカでも人気になったデザインです。 大きな特徴としては、とてもシンプルで落ち着いており、見た目よりも使いやすさを重視したスタイルになっています。 shinjuku20180610-4 ボール&クロウ 竜の爪が宝玉を掴んでいるモチーフで、富や知識を掴み、幸せを運ぶといわれています。 もともと中国から始まったデザインで、17世紀にアジアの調度品がヨーロッパに輸入されたのをきっかけに、 次第にヨーロッパの家具デザインにも発展していきました。 shinjuku-20180610-5 ほかにもいろいろな形の脚があるので、ぜひ脚にも注目してみてください。 皆様のご来店、おまちしております。 伊勢丹新宿のアイテムはこちら
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