Journal
ロイズ・アンティークス 玉川 2016.01.06
新しい年、新入荷の家具
明けましておめでとうございます。本年も、ロイズ・アンティークス玉川を宜しくお願い致します。
2016年初回の更新を担当します私、実は年女でございます!
そんな私は先日、柴又 帝釈天へ初詣に行って参りました。
申年ということもあり、例年以上の賑わいでした。
大吉のおみくじを引くことができ、まさに“ウッキー ウッキー”な初詣となりました。
さて、今回は昨日入荷致しました家具の中から「ロールトップデスク」をご紹介します。
どっしりとして立派な姿、格式高いスタイルです。
名前の通り、ロールトップ=蛇腹巻上げ式。
1900~1950年代頃、イギリスやアメリカで流行した伝統的なデスクです。
当時のオフィスデスクの定番スタイルでした。
トップと連動して引き出しにロックがかかる仕組みも、オフィス家具として使われていた証しですね。
このようなデスクは大正~昭和初期の日本でも製造され、使われていたそうです。
当時国産で作られていたロールトップデスクはとても高級なものでした。
その頃から、多くの人が憧れていたのですね…。
このロールトップ部分はアンティークの世界では“ダンパー”と呼ぶ方もいらっしゃるそう。
“ダンパー”とは元々、傾斜扶壁や擁壁を意味する建築用語です。
地表に大きな高低差をつけるときの石積みや木製の壁の総称が転じて、アンティーク用語になりました。
そう言われると、真横からの形が段々畑のようですね!
細々とした文具や書類なども、きちんと収納することが出来ます。
引き出しは深さも奥行きも充分ですよ。
使う人を想って作られたからこその、優れた機能性。
こちらのデスクには作り手の温かさも詰まっています!
Tags: