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ロイズ・アンティークス 玉川 2015.12.21
玉川スタッフおすすめランプ その6~果物編~
ロイズ・アンティークス玉川では12/31(木)まで「Lighting Collection」を開催しております。
前回までは各スタッフのおすすめランプをご紹介させていただきました!
今回からはちょっとしたアンティークランプならではの豆知識についてご紹介致します。
今日は「Lighting Collection」の中でもメインとして入り口付近に配置してある「フルーツシャンデリア」についてです!
ヨーロッパでは家具などのモチーフとしてもよく用いられるフルーツ、その意味とはなんでしょうか。
こちらはフランスで使われていた1930年代(推定)のシャンデリアです。
下部には可愛らしいガラスの洋ナシ、林檎が!
果物モチーフの起源はキリスト教に大きく関係しています。
甘い洋ナシは聖母子像と共に描かれたものが多く残っています。
旧約聖書の詩編には、梨があまりにも美味しいので神にそれを捧げると解釈される部分が有ったために宗教画によく登場しました。洋ナシのは「至福・幸福」を表しています。
林檎はアダムとイブを楽園から追放する「禁断の果実」とされ、「知恵」を現すモチーフでした。
こちらはどちらもイタリア人画家デューラーの作品。
次はお店にあるシャンデリアにも一番良く見られるフルーツ、葡萄についてです。
さりげなく色々な形、色の葡萄が・・。美しいです。
木の家具にも葡萄の彫り物が施してあるものがよくあります。
葡萄はヨーロッパでは非常に身近なフルーツ。
ギリシャ神話では酒の神様のシンボルです。ワインですね!
葡萄はその実が多いことから、多産な女性の象徴、「繁栄」を意味します。
おめでたいモチーフとして使われていたんですね!
可愛らしいフルーツシャンデリア。
アンティークならではの深い意味がありました。
小振りで個性的なシャンデリアは、玄関先やリビング、寝室にもおすすめです。
ロイズ・アンティークス玉川店でお待ちしております!
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