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ロイズ・アンティークス エゴイスト 2014.09.02
先人の知恵
アンティーク家具のショップで働いていると、自分の想像を超えた施しだったり、仕組みを発見することが多く、商品入荷のたびにわくわくしています。
今回のブログでは、新着商品の中から、あっと驚く仕組みが施されたアイテムを紹介致します。
【コーヒーテーブル】
天板の模様、脚の彫と美しさが際立っています。
しかしなんとなく気になるのが、ぱたぱたと動く左右の羽。
下からのぞいてみてみますが、何も支えのようなものはありません。
どうするのでしょうか…。
実は、こちらは羽根を伸ばした状態で時計回りに回すことで固定されるテーブルなんです!
広げてみると、直径760の大きめなコーヒーテーブルになります。
羽根のようになっていて広げられるテーブルはよく見かけますが、この仕組みのものはあまり目にかける機会がありません。
羽根の部分がしっかりと支えられているので、安心してお使いいただけます。
羽根を閉じた状態だと、壁際においてディスプレイ用のテーブルにもなりますね。
つづいて【Q/Aビューロー】
1930年にイギリス(推定)で作られたビューロー。
見た目、状態もばっちりですが、機能も充実していますよ!
扉と一緒に支えが出てくる仕組みです。
これなら、物書きやPC作業などで使っても、安心して使っていただけますね。
しかし、この仕組みはこの年代のビューローにはよくあるものです。
本当にすごいのはここからです!
なんと扉の開閉と共に…
なんと中からラックが、すすすーっとでてきます!
メモ書きなどを分別しておきやすそうですね。
さらにこの中にも隠された収納がございます。
こんなところに…という発見がとても楽しいアイテムです。
この小さな引き出しに筆記用具を。
下の引き出しに大きめの書類など入れていただければ、このビューローでほとんどの仕事の資料を整頓できそうですね!
100年近く昔からこのような技術を持った人がいたんだと思うと何だか考え深いものがありますね。
人の知恵がしっかり詰まった逸品。
皆様の生活の中に取り込んでみてはいかがでしょうか?
ぜひ店頭でその技術を体感してみて下さいね!
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