Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2013.05.08

彫りに注目 答え編

昨日のブログの答えを発表いたします!!

皆様、お分かりになりましたでしょうか?

4点中2点の答えのヒントはこちらの『INFORMATION』にあります。

まず、こちらの彫りが刻まれたアイテムの答えを見ていきましょう。

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天板をご覧ください。美しい艶が内側から溢れ出ています。

ウレタン塗装などの艶とは全く違う、ずっと眺めていたくなるような

材木特有の艶感が見るものを惹きつけてやみません。

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笠木と呼ばれる本体上部の飾りにも

規則正しく彫りこまれた装飾が美しく並んでいます。

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もちろん本体部分にも見事な浅彫りの装飾が刻まれていて、

こちらも材木が内側に持っている油分から生まれる艶が前面に見てとれます。

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ガラスはアンティークガラスのままで、全体の雰囲気が壊れることなく

完璧なアイテムとなっております。

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棚板の前面にも装飾が施されていて

奥行きの感じられる仕上がりとなっております。

画像で伝わりますでしょうか。

底板もかなりの厚みを持った無垢板で出来ております。

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そんなスペシャルなアイテムは…

こちらのブックケースでした。

皆さんお分かりでしたか?

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続いてはこちらの装飾のアイテム。

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お花のモチーフが可愛らしく並んでいます。

先ほどのブックケース同様

無垢板ならではの浅彫りの装飾が規則正しく並んでいますね。

手彫りで刻まれる装飾にはどことなく温かみが感じられます。

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天板の角は長年使われていたため

優しい丸みを帯びています。

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脚元もパイナップルレッグと呼ばれる

大きな材木を削りだして装飾模様をつける

技術が見られます。

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そんな脚を持つアイテムは…

こちらのコーヒーテーブルでした。

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ここまではINFOMATIONでご紹介した画像の中に

写りこんでいましたね。

ではでは、こちらの繊細な装飾が刻まれたアイテムは

果たしてどんな姿なのでしょう?

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美しい濃い色合いの材質が見えますね。

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はじめに見た部分の他にもこんなに細かな

彫りの装飾が見られます。

どちらも植物をモチーフにしたものですね。

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天板を見ると、独特の木目がみられます。

この美しい木目はウォルナット材ですね。

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ぐいっと引いてみてみますと…

MAPLEエクステンションテーブルでした。

MAPLE社は1800年代半ばから発展していった

高級キャビネットーメーカーです。

多くの王侯貴族や富裕層を含め、その品質の虜となる人々が

後を絶たなかった老舗の一つとして、今もその名が残っています。

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最後はこちらの装飾のアイテム。

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イギリスアンティーク家具の特徴である

チョコレートブラウンの色彩を帯びています。

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天板にはオーク材特有の虎斑(トラフ)と呼ばれる

虎の毛の模様のような木目が出ています。

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奥の背板部分にもこだわりが感じられる

板の張り方が特徴的です。

正面から見える部分なので

しっかりと作りこまれています。

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脚元は軽やかなデザインに仕上がっています。

脚元がずん胴のタイプではないので

全体的に動きのある印象になっています。

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そんなデザインのこちらのアイテムは…

オープンタイプのブックシェルフでした。

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クイズは楽しんでいただけましたでしょうか。

皆様はいくつお分かりになりましたか?

一部の装飾にフォーカスしてみると

普段なかなか見過ごしてしまっている魅力が

再確認できますね。

ぜひ店頭で顔を近づけてじっくりとご覧になってみてください。

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