Journal
ロイズ・アンティークス エゴイスト 2012.02.16
パイン素材が110年程経つと・・・
およそ110年前(推定1900年)から使用され続けた、パインの『ワークテーブル』。
前回の「アイアンの魅力」に引き続き、今回は木材の表情を見ていきますよ。
今回ご紹介する『ワークパイン』。およそ110年もの間で出来上がった風合いが
遠くからでも窺えます。
黒くくすんだ具合から、パインの良さが際立ちます。
近くで見てみると・・・
作業をした時のだ痕が色々と発見できます。
この上でどのような作業が行われていたのでしょうか。わいわいと楽しく話をしながら製作していたのかと、妄想をし始めるとどんどん楽しくなってきます。
脚の部分は、側面まで天板と同じ素材を使用し、
補強も含めた作りになっています。
そんなパインのワークテーブルの上には、
メタルの効いたボックスを飾ってみてはいかがでしょうか。
どちらも似たような『メタルボックス』ですが、よくみると少し違っていますよ。
鍵穴の色がアイアンの中で、アクセントになりますね。 (鍵穴はついていますが、鍵はついていません。)
取っ手もついているので持ち運びは簡単です。
中はこんな感じですよ。
そしてもう一つの『メタルボックス』は、
上蓋部分にこのような引っ掛けがついていますよ。
こちらのボックスの様子といいますと、まばらに塗装が剥がれた状態で、独特なデザインのように仕上がっています。
少し高めのスツールを合わせて、ワークテーブルをダイニングテーブル代わりにしてもいいかもしれませんね。
是非、リメークでは作り出せないパインの風合いを体感しに来て下さいませ。
Tags: