Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス 神戸 2019.10.04

アーツ&クラフツ

アーツ&クラフツ運動は1860年代~1910年代にかけて、 それまで主流であった豪華絢爛な装飾ばかりが目立つデザインではなく 手仕事を大切にしていた原点に戻り、質のいいもの、長く使えるもの、 本当に美しいものを作ろうとイギリスのウィリアム・モリスなどが起こした運動です。 今回は素材へ忠実にこだわることや素朴なフォルムであることが大切とされた 時代背景が感じられるアイテムをご紹介いたします。 アーツ&クラフツサイドボード【TR001048kobe_20191003-1 サイドボードというと奥行が深く横に長い家具をイメージしますが、 まず魅力的なのはブックケースを思わせるほどのスリムさです。 スペースが限られるダイニングシーンでも活躍してくれます。 kobe_20191003-11 細かく仕切られた収納と、中央には引き出し型の天板が設けられています。 小さなカトラリーなど、お食事の準備をする際には天板が使えると便利ですね。 kobe_20191003-7 天板を保護してくれるレザーが施されています。 kobe_20191003-9 下段は大皿なども収納できる大きな収納。 棚板は取り外しが可能です。 kobe_20191003-10 最大の魅力は柾目を細部までふんだんに使用していることです。 柾目とは木の模様として表れる年輪に対して直角に切り、木目の模様が平行に規則正しく表れる部分のこと。 柾目の一枚板を贅沢に使用することで100年経とうとしている現在でも 木のたわみなどがなく、狂いの少ない家具が出来上がっています。 この素材への拘りこそがアーツ&クラフツを象徴しているサイドボードと言えます。 kobe_20191003-14 取手は上品な曲線が感じられる真鍮素材。 素朴なオーク材のアクセントとなっています。 kobe_20191003-13 デザインの意味を知ると家具に愛着が生まれますね。 時代背景が感じられるアンティークでインテリアをより楽しんでみてはいかがでしょうか。 kobe_20191003-15

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