Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 名古屋松坂屋 2018.10.31

背景を知る。家具を楽しむ

例えば 『映画館で実際に使われていたチェア』 時代背景のあるアイテムを知ると、すごくわくわくしませんか? 何よりそれを使っていて愛着が沸いて来ると思います。 今回、名古屋スタッフがご紹介するのもその1つ、 『船内で使われていたチェア』 をご紹介していきます。 シップアームチェア(TE010001) 1890年代(推定)のアンティーク家具。 船の歴史で言うと帆船が多い時代で、蒸気船への移行途中の時代です。 nagoya_20181030-1 気候を読むことが正確でない時代のため、悪天候に遭遇することも多く、 現代より船内が揺れることが多かったみたいです。 こちらのチェアは、脚部分がアイアンで作られており、 見た目の重厚感に劣らずの重量があります。 もちろん一般的な家具も置かれていましたが、 こちらは揺れに対し非常に強かったことでしょう。nagoya_20181030-2 脚先をよく見ると、なんと魚をモチーフとしてあります! アイアンの経年変化が非常に素晴らしい状態です。nagoya_20181030-3 座面から上部分は無垢のオーク材が使用されています。 大変贅沢に使用しており、ぜひ店頭にてご覧いただきたいポイントです。 また細やかな彫りが施されており、高級感をプラスした仕上りとなっております。nagoya_20181030-4 深みのある赤のレザーシートは取り外しが可能です。 座っていてずれることが無いよう、はめ込み型となっています。nagoya_20181030-5 後ろ姿でも品格が衰えることはありません。 デスクと一緒に使用しても、後ろ向きでも美しさはそのままです。nagoya_20181030-6 デスクチェアとしてはもちろん、読書用のパーソナルチェアとしてもいかがでしょうか? 赤の張地は緑と補色の関係にあるため、植物のお近くに佇むだけで意外と調和が取れるんです。 自分だけの空間をよりオシャレに、時代背景のある家具を選んでより素敵に、 お部屋作りを楽しんでみてください。 nagoya_20181030-8 店頭商品はこちら
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