2018.08.29 ロイズ・アンティークス 青山

サイドボードの起源

先週の台風や突然の雷雨、本日の青山もなんだかどんよりとした空模様でした。
8月も残すところあと3日。秋晴れのすっきりした青空が待ち遠しいですね。

さて、今週はサイドボードのお話をしたいと思います。
ロイズで取り扱うサイドボードは1920年代のイギリスクラシックなものや、60年代のモダンな北欧ヴィンテージ、コンテンポラリーなイタリアのヴィンテージなど様々ございますが、その起源は16世紀のイギリスに遡ります。

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フランス語でサイドボードの意味を持つ「バフェ」。本来はダイニングにて使用され、食器類を置くサービング台としての役割がありました。サイドテーブルなども同じようにサービング台として使われていたためか、17世紀の後半にはあまりその姿を見ることがなくなったようです。
その後18世紀に入り、メーカーが棚がついたカップボードにバフェと名付けて売り出したことで、現代では多少その意味が混同している場合があるようですが、食器類の収納であるという意味合いが強いのが「バフェ」といった感じでしょうか。脚が短く、収納部分がよりたっぷりあるのもバフェの特徴と言えますね。

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現在「サイドボード」と呼ばれている家具の原形はサイドテーブルにあります。バフェと同様にサービング台として使用されることも多かったサイドテーブルは、カトラリーを収納する容器やワインクーラーなどと一緒に使われていました。18世紀に入り、サイドテーブル自体に収納機能を持たせ現在の形に近い「サイドボード」がその役割を務めるようになりました。

どちらも食器類の収納として活躍した家具ですが、現在ではサイドボードの使用範囲が広がり、なかでもカップボードのような役割を担うものをバフェと区別して呼ぶことが多いようです。

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また、同様の家具に「グリテンザ」と呼ばれるものもありますが、こちらはイタリア語が語源のサイドボード。1850~1880年代のイギリス貴族たちの間では、より豪華なつくりのグリテンザをリビングに置くことが流行しましたが、イタリアではそれ以前から使用されていたようです。このグリテンザという言葉は、英語のCredenza(信用)の語源であるとも言われており、王族や貴族の食事をこの台の上で毒見していたということから、その名が付いたともされています。

モダンなサイドボードは抽斗やシンプルな戸棚で収納部分がつくられていることが多いですが、クラシックなものだとボトルホルダーがついていることなどから、そのダイニング用だったことがより感じられますね。

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他にも明かり取りのミラーがついたミラーバックサイドボードや、ガラス戸の上台をもつフランスヴィンテージなど、サイドボードと一口にいってもその形はさまざま。それぞれに個性があり、素敵なものばかりです。
青山ではそんなサイドボードたちを一度にご覧いただけます。ぜひお近くにお越しの際は覗いてみてくださいね。

《ロイズ・アンティークス青山》
〒150-0001
東京都渋谷区神宮前3-1-30
03-5413-3666
営業時間 11:00~19:00

  • デコサイドボード
    NZ001189
    W1530 D560 H1130
    本体価格 ¥255,000
    (税込 ¥275,400)
  • バフェ
    TE011057
    W1370 D530 H1000
    本体価格 ¥235,000
    (税込 ¥253,800)

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