Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト2018.04.15

クイーンアンサイドボード

1700年代、アン女王がイングランド・スコットランドを初めて統合する頃、
明るいウォルナットの色見と控えめな装飾、そして動物を模ったガブリオールレッグが流行いたします。

今日はクイーンアン様式と呼ばれるスタイルのサイドボードをご紹介いたします。

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クイーンアン様式の家具といえば、世界三大銘木のウォルナットが使われることが多いのですが、
今日ご紹介するサイドボードも、豪華にウォルナットが使用されています。

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つやつやの天板はもちろん、引き出しや扉の正面には、
豪華にコブ部分のウォルナットが使われています。
コブ部分の木材は、独特な渦を描くような木目が特徴で、希少価値が高いため高価な木材です。

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扉部分には、4つの同じ柄の板が張り合わされているのがわかるでしょうか。
クイーンアン様式は、装飾性が落ち着いた半面、木材や木目などの装飾が豪華になっています。
木目を揃え統一感を出し、さらに左右対称のデザインをつくる手の込んだ装飾です。

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こちらのサイドボードは、扉や引き出しの内側まできれいに作られています。
塗装の色を統一し、内側の木目にもこだわりをもって作られています。
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クイーンアンスタイルには少ない彫も、細かく美しいです。
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脚元は、見えない後ろ脚にまで彫とガブリオールレッグが丁寧に作られています。
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繊細な脚とウォルナットの木目、300年も前に誕生したデザインですが、
現代の家具に負けない、美しいフォルムとデザインを持っています。
イギリスクラシックの美しいアイテムを、ご自宅にいかがでしょうか。

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