Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2017.10.08

First impression

人もそうですが、モノも第一印象につながる「外見」がとても大切です。 作家オスカー・ワイルドは、こんな名言を残しています。 「外見で人を判断しないのは愚か者である」 彼は「ドリアン・グレイの肖像」で、本人の行いが必ず外見へ現れることを教えてくれています。 アンティーク家具も、人と同じく外見や佇まいから、大切に使われてきたことが伝わってくる不思議なアイテムです。 さて、今日は佇まいが素敵な、ちょっと変わったアイテムをご紹介致します。 20171007ego-01 今日ご紹介したいのは、こちらのシェルフです。 実はこのアイテム、すごいんです! 20171007ego-02 木目の美しいオーク材です。 スッと背の高いシェルフは、背板もなくシンプルで男前な印象です。 板1枚1枚にアイアンの枠がついています。 20171007ego-03 20171007ego-04 サイドから見てみると、つまみがついているのがお分かりでしょうか。 20171007ego-05 こちらのつまみを緩めると・・・ 20171007ego-06 テーブルになるんです! 20171007ego-07 ぴたっと棚板が、はまるのは気持ちいですね。 シェルフからテーブルに早替わりする、珍しいアイテムです。 普段は棚として、来客時にテーブルへ! 20171007ego-08 さて、今日のシェルフにあわせたのは、リプロダクションのカールトンチェアです。 つやつやの革の様子が分かるでしょうか。 20171007ego-09 20171007ego-10 丸みのあるアームと脚から、丁寧なつくりが分かります。 20171007ego-11 第一印象が素敵なアイテムは、すぐにお客様の元へ行くことがやはり多いです。 装飾や木材、つくりなどアンティーク家具はそれぞれ違っていますが、現代まで大事に使われてきたアイテムばかりです。 ぜひ、一度長く愛されてきた家具を見に来て下さい。
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