Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 神戸 2017.09.28

紳士のたしなみ

本日ご紹介するのはこちらのシェービングスタンド(NN003065)です。 kobe.20170928 シェービングスタンドとはその名の通り、男性が髭を剃る際に使われていた家具です。 この家具が作られた1910年代(推定)、英国では髭を蓄えることが流行していました。 朝に髭を整えることは、昔も今と変わらない一日のスタートの合図だったのでしょう。 マホガニーをふんだんに使用し、全体に象嵌が施されたシェービングスタンド。 その優美さは、まるで女性向けに作られたのかと思うほどです。 kobe.20170928-5 kobe.20170928-6 高さと角度の調節が可能なミラーはユニークな形をしています。 kobe.20170928-1 kobe.20170928-2 経年を感じる金具。アンティーク好きにはたまりません。 kobe.20170928-3 kobe.20170928-4 収納は必要最低限にとどめ、どこまでも格式高く。 kobe.20170928-8 kobe.20170928-9 職人のこだわりは取手にまで及びます。 ゴージャスなデザインですが主張しすぎるわけではなく、 マホガニーの艶や象嵌とうまく調和しています。 kobe.20170928-11 細く、美しい脚。息を飲むような上品な佇まい。 当時の英国に想いを馳せると、目に浮かぶのは落ち着いた所作の紳士。 朝の慌ただしさなど、きっと存在しなかったのでしょう。 kobe.20170928-12 置き場所を選ばないサイズも大きな魅力の1つです。 玄関に置きお出かけ前の最終チェックを。 あるいはリビングで、ミラー付きディスプレイスペースとしてのお使いも素敵ですね。 また、女性の方には小振りなドレッサーとしての使い方も大変おすすめです。 一日の始まりを優雅なものにしてくれるシェービングスタンド。 気になる方は是非、ロイズ・アンティークス神戸へお立ち寄りください。 kobe.20170928-13
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