Lloyd’s Antiques

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ロイズ・アンティークス エゴイスト 2016.03.02

chinoiserie

20160302ego-01 シノワズリという言葉をご存知でしょうか。 基はchinoiserieというフランス語で、7世紀~19世紀ヨーロッパで東インド貿易が盛んになり、インドや中国をはじめアジアからの沢山の物資が渡欧するようになったことから、中国風の庭園や中国食器、インテリア、ファッションに至るまで、当時のヨーロッパのバロック、ロココ様式などに中国様式が合体した、非常に装飾的な文化が当時流行しました。 ちなみにですが、チャイナ(シナ)→「シノワズリー」=中国趣味なら、延長上に「ジャポネズリー」=日本趣味もあったみたいです。そこで今回はシノワズリをテーマにした家具をご紹介。 20160302ego-02 こちらは1940年代、中国のデスク。 本物のシノワズリだけに細部までのこだわりと品格を感じることができます。 20160302ego-03 ところどころに鳥とお花のペイントが施されていて、可愛らしいモチーフですが、ベースが黒なので何ともいい難いオリエンタルな魅力的な雰囲気を演出しています。 20160302ego-04 なんだか絵が浮き上がっているように見えますね。大変豪華なデスクなので、お部屋のポイントになりそうです。 20160302ego-05 縁取りのペイントもきちんと描かれています。ゴールドのペイントがより豪華な印象を与えます。 20160302ego-06 取っ手のデザインも珍しく、全体のバランスとばっちりです。 引き出しに描かれた2匹の鳥もさえずっている様子が上手に再現されています。今にも飛び出してきそうです。 20160302ego-07 後ろも綺麗に仕上がっているので、フリースタンディングでお使いいただけますよ。 全体にペイントが描かれていて、ものづくりへのこだわりを感じます。 20160302ego-08 シノワズリテイストにピッタリなこちらのネストテーブル。 ゴールドの色合いが他にはない唯一無二の存在感。足のデザインもすっきりとした猫脚で大変スタイリッシュです。 20160302ego-09 それぞれでお使い頂けるので、普段は重ねておいて、お客様がいらした時等にさっと出すのも良いですね。 20160302ego-10 こちらは1880年代のイギリスのカップボード。バンブーの縁取りがいかにもシノワズリらしいです。 20160302ego-11 扉部分には松と鳥の絵が描かれています。藁を使用していて、西洋の人たちから見た中国のイメージが伺えます。 20160302ego-12 バンブーの足先は外側にカーブしていて、計算された優雅さ感じることができます。 均一ではない色合いがより一層の味わい。 20160302ego-13 中はこのような仕様になっております。2段の棚が設置されています。 20160302ego-14 昔に使っていた人が貼っていた印でしょうか。どうやら本を収納していたようです。 どんな風に使っていたのかを想像するのもアンティークと向き合う面白さですよね。 20160302ego-15 鮮やかなブルーのタイルが目を引くプラントスタンド。 バンブーのブラウンと程よくマッチしています。ブルーの鮮やかさを引き立てますね。 20160302ego-16 サイズ感がコンパクトなので設置場所を選ばず、様々なお部屋でご使用頂けます。 ついつい散らかってしまう玄関先にも良いですね。 20160302ego-17 最後にこちらのデスクのご紹介。しっかりとしたバンブーの脚が印象的です。 鳥と梅の模様がペイントされています。西洋から見た中国を連想させるものは鳥や松、梅だったようですね。 20160302ego-18 天板はレザーと藁で出来ていて、大変お洒落です。 20160302ego-19 取っ手の金具がちょこんと付いていて全体的なバランスを整えてくれます。 いかがでしたでしょうか。私達が思う中国らしさと西洋の考える中国らしさは少し異なっていて、それがまた新たな見解で面白いですよね。 新たな発見ができるシノワズリ家具はとてもおすすめです。 他にもまだまだ素敵な家具が入荷中ですので、是非ご来店くださいませ。 皆様のご来店をお待ちしております。 アクセス 【東急東横線学芸大学】【JR目黒駅】 お問合せはこちらまで TEL:03-3716-3338 MAIL:egoist@lloyds-antiques.com

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