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ロイズ・アンティークス 青山 2015.07.09
反対の色
空が青い
夕焼けが赤い
新緑の鮮やかな緑色
ひまわりの花びらの黄色
私たちの世界には、数え切れない程多くの「色」が溢れています。
色は日常の景色を当たり前の様に彩り、当たり前の様に私たちの目の前に常にあります。
それは、暗闇であっても光の中でも同じように存在します。
色は、無くなる事のない、そして無くならない世界の一部です。
インテリアにおいても、色は非常に重要な役割を果たします。
例えばこちら。
全体にオレンジ色がかった木の家具が、暖かみのある空間を作り出しています。
また、鮮やかなブルーの生地を使ったアームチェア。
奥に置かれたサイドボードは、2トーンの木材の色味が印象的。
明るい色の木材は、チーク材。
暗い色の木材は、ローズウッド材です。
こちらのサイドボードは1960年代のデンマークのもの。
当時の北欧では、この2つの木材が二大木材として盛んに家具に使用されていました。
木材によって色合いというものは、全く異なりますが全体に黄色やオレンジの印象を受けます。
中は、当時のサイドボードの特徴的構造となっていて収納力に問題はありません。
北欧の家具は、細かなところに小さな配慮がされていることが多く、
こんな淵までデザインされている事が分かります。
また、チークの色味があったかい小さなコーヒーテーブル。
小さな家具ではありながら、無垢のチークを使った贅沢な品。
こちらもデンマーク生まれの家具です。
突き板を使った家具では出せない、自然な木目が非常に美しい。
脚部も無垢を使っている為、見た目以上にずっしりと重たいです。
裏面にはGETAMA社の製品である印があります。
良品である証ですね。
さて、全体に黄やオレンジの印象を持つ北欧の家具。
皆さんは、反対色・対象色という言葉はご存知ですか?
文字通り、特定の色に対して反対として位置づけられる色の事を言います。
黄色やオレンジといった暖色の場合、対象色は「青」。
反対の色を使うことによって、お互いの色を引き立たせる効果があります。
そこで、今回は北欧の家具にイタリアの青いアームチェアを合わせてみました。
大きな家具で、色の調和を取ることはなかなか大変な場合もあります。
その場合は、この様な小さな小物でも同じ効果が得られます。
こちらのバーズには、黄色も青も含まれています。
再び全体を見てみると、所々に青と黄が散りばめているのが分かります。
小物でも、数がちょうど良くあれば素晴らしい空間を演出する事が出来るのです。
常に色に恵まれた私たちだからこそ、インテリアでも色の効果をふんだんに使って楽しんでみてはいかがでしょうか。
色で皆様のお部屋を更に素敵に、更に居心地の良いものに。
ロイズ・アンティークス青山にて、是非ご相談下さいませ。
皆様のご来店を、心よりお待ち申し上げます。
《ロイズ・アンティークス青山》
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