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ロイズ・アンティークス 玉川 2015.06.15
ポーランド、オーストリアより
初めて手に入れたアンティーク家具がベントウッドチェアでした。
嬉しくて抱えて持ち帰りました。電車の改札を通るときは上に持ち上げて・・・!
家具屋さんだと普通なことなのですが、周りからは少し不思議な目で見られたことを覚えています。
女子が改札で持ち上げられるくらい軽い!!それもベントウッドチェアのいいところです。
今日ご紹介するのはこちらの、まる、四角、ボーダーの座面の3脚。
1920年代、30年代(推定)のものです。
まるで兄弟のような3脚。
実用性だけではない、独特の雰囲気ある佇まいです。
カフェで多く使われていただけあり、華奢で軽やかなデザインと共に丈夫さも兼ね備えています。
丸いオケージョンテーブルに合せてみると・・・
丸い座面のものは柔らかい印象に。
背もたれも同様にカーブしているので背中にピッタリとしたフィット感があります。
座面が四角というだけですっきりとした印象になってしまうのは不思議です。
背もたれも直線的。背筋の伸びるようなきっちりした雰囲気があります。
ゆらゆらした、波間のような座面の模様。
正面から見ると脚部がアーチのような形を描いています。
座面にプレスされているミモザの模様も同じように見えますが少し違っています。
ベントウッドチェアは時代の流れと共に様々国で多様なデザインのものが作られてきました。
同じ様なデザインのものはあっても、木目や木の色、雰囲気が同じものはありません。
皆様も是非自分だけの一脚を見つけてくださいね!
ロイズ・アンティークス玉川では6/21日(日)まで英国展を開催しております。
皆様のお越しをお待ちしております!
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