Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス 青山 2014.04.22

BENT WOODという名の椅子

今から200年ほど昔。1819年、ベントウッドの礎を築いたトーネット社が創立されました。23歳の若さで建具職人として独立したミヒャエル・トーネット。現在にいたるモダンデザインの礎となったその機能美あふれるベントウッドチェアは、現在でも不屈の名作として広く日本でも知られています。 1_aoyama20140422 これまでロココ、バロックなどのクラシックデザインが主流となっていたなか、突然現れたシャープな曲線だけで作られた家具に当時の人々は驚いたことでしょう。
トーネット設立後、様々な試行錯誤が重ねられ1867年、パリ万国博覧会で「No. 14」を発表したトーネット社は金賞を受賞。 4_aoyama20140422 同年、トーネット社の曲げ木加工技術の特許が切れ、曲げ木メーカーが多数設立されることとなり多くの曲げ木技術が用いられた家具が世の中に登場する。
多くのデザインに影響を与えたそのベントウッドは100年のときを経て、おそよ100台を青山の店頭に展示。見て触れて、実際に座ってみる。26日(土)から開催いたしますのでこの機会にご体感くださいませ。 2_aoyama20140422
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