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ロイズ・アンティークス 青山 2013.09.19
青山店長のおすすめ商品
プラチナウィークもあと残り数日となってしまいました!みなさま、素敵な家具に出会うことはできたでしょうか?
本日は3つ、青山からおすすめのアイテムをご紹介します。
1つ目のキュートなこちらのアームチェアは1880年、フランスで作られたと思われる
いまから130年前の代物です。
肘掛部分、背もたれ部分の構造が通常のアームチェアとは違った作りをしており、
それによって見た目となるデザインも特徴的に仕上がっています。
掛けてみるととても小ぶり。モノクロ時代のフランス映画に出てきそうなデザインですね。
そして、新たに張られたファブリックの張り方が素晴らしい!
継ぎ目を極力見せずに絞り込みをあえて見せ、デザインにしてしまうところの発想はさすがヨーロッパです。
つづいてご紹介はレクターン。
以前、BLOGにて紹介しましたがレクターンとは書見台式机という講演会などで用いられる家具のこと。
でも、わたしにはどうもキャッシャーに見えてしまいます。
というよりもレジ台に使ってほしい!という願望が込められていますが。
右の引き出しはコインケース、中央の真鍮部分でお代の受け渡し。
こちらは110年前フランスで作られたと推測されていますが、やはりオークの木の質感は群を抜いて素晴らしいです!
こんなキャッシャーがあるお店があれば素敵なのに、と先日の入荷から思い描いている私です。
そして、最後は青山の店内最年長チェアです。
作られたのは150年前!!1860年の英国で作られたと思われる曲線が奏でる見事なアールが美しいドレッシングチェア。
ローズウッドだから出来るこの曲線と華奢なフレームデザイン。
効率化、時間短縮、経費減の現代とは逆行する贅沢な作りには惚れ惚れするしかありません。
男性スタッフにかけてみらいましたが、小ぶりな作りも可愛らしいところ。
でもこのチェアは女性のほうが似合うかもしれませんね。
今回は多くの店長がおすすめアイテムを皆様にご紹介させていただいていると思いますが、
時代を超えて今もなお残るアンティーク。
一度各店へおこしいただき、見て、触れて感じてみていただけるだけでも素敵な時間だと思いますので
お時間あればいらしてくださいませ。
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