Lloyd’s Antiques

Journal

ロイズ・アンティークス エゴイスト 2013.05.20

光輝くアンティーク

20130520_1.jpg 20130520_1a.jpg

今回は、入荷したての艶やかな家具のご紹介です。
皆様はどちらがお好みですか?

20130520_2.jpg

今回のINFOMATIONにてご紹介している

B&Cオーバルテーブルとドレッシングチェア。

両方の魅力をググッと寄り気味でご案内いたします。

まずはB&Cオーバルテーブルからご紹介いたしましょう。

横幅2440mm 奥行き1135mm とかなりダイナミックなサイズ感。   

高さは765mmなのでやや高めのダイニングテーブルといえます。

脚の付け根には植物をモチーフにした浅彫りの装飾が入っています。

20130520_3.jpg

テーブル長手の中央には

カトラリーやナプキン、ランチョンマットなど

細々したものを収納しておける、便利な引き出しが付いています。

なんと鍵付きの収納なので

大切なものをしまっておくことも。

20130520_4.jpg 20130520_5.jpg

引き出し内部には輪ジミが2つ。

アンティークならではのご愛嬌部分です。

1900年代(推定)のテーブルなので、100年を超えて

ここEGOIST店へやってきたということですね。

20130520_6.jpg

脚と脚の間には

3脚椅子を入れられますので

ゆったり8人掛けられます。

20130520_7.jpg

幕板と呼ばれる

補強と化粧の意味合いを持つ側面のパーツには

縦目に木目を揃えた美しいウォルナット材が見られます。

20130520_8.jpg

天板にはゴールドの縁で飾られたレザーが張られています。

20130520_9.jpg

朱色のレザーは張り替えずにオリジナルのまま残しています。

年月を経て色味に風格が出ており、全体の格調を高めてくれています。

20130520_10.jpg

そして一番ご覧いただきたいのが

名前の由来となるこちらの

玉を掴む獣の脚( ball and claw  ボールアンドクロウ )

20130520_16.jpg

この様式は見かけることも多いのですが

その造りには作成した職人の技術の差がはっきりと現れます。

爪の先までしっかりと再現され

玉を掴む脚先の筋まで細かに刻まれています。

この脚先を見ただけでもウォルナット材の艶感を感じていただけると思います。

20130520_1a.jpg

裏側は簡略化されていたり

3本指であったりするものもありますが

こちらはしっかりと4本の指で幸福の象徴ともされる玉を掴んでいます。

どの角度から見ても素晴らしい出来栄えですね。

20130520_17.jpg

お次はこちらのドレッシングチェアをご紹介です。

20130520_11.jpg

張替えられた生地には同系色のパイピングと呼ばれる

フェミニンな周り縁が張られています。

20130520_12.jpg

思わず触りたくなるような滑らかな木肌は

自らの油分によって艶々と輝いています。

20130520_13.jpg

クラシックのダイニングチェアと並べてみると

柔らかい印象ですね。

20130520_14.jpg

横幅はだいたい同じくらいですが

奥行きがダイニングチェアより深めになっており

背もたれも傾斜がかかっているため

よりリラックスをするくつろぎの場に適しています。

20130520_15.jpg

どちらも磨けば磨くほど、使えば使うほど

艶感の増すアイテム。

少し無骨な印象もある男性的な艶感のウォルナット材。

女性のデコルテを思わせるような滑らかな艶感のマホガニー材。

ぜひ皆様のお好みで選んでみてください。

20130520_18.jpg 20130520_1.jpg

しっかり磨きをかけて皆様のお越しをお待ちしております。
Tags: